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統合失調症の歴史 (1900・2000年代)

統合失調症における歴史は、1900年代に突入すると大きく変動します。

まず、1911年にスイスの精神医学者オイゲン・ブロイラーによって、早発性痴呆という名称が変更となります。

ここで登場するのが、多くの人が知るところとなった「精神分裂病」です。

そして、その変化はただ名前を変えただけには留まらず、より正しい認識へと導かれていきます。

精神分裂病は、痴呆とは種類の違う病気であるという見解がなされたのです。

結果的にこの見解は正しいとみなされ、精神分裂病という名称と共に、一般人の知るところとなっていきます。

この後、世界の精神医学者たちは精神分裂病の治療方法を探し研究を行います。

1952年には、フランス人の精神科医がクロルプロマジンによる治療効果の評価を行い、これ以降精神疾患に関する治療は飛躍的に進歩していきます。

2000年代に突入すると、精神分裂病という名称は統合失調症に変動します。

これまであった精神分裂病への誤った認識を改めるためです。

精神が分裂するというのは、通常私たちが使用している意味の精神が分裂するわけではないという事を明確にするための処置でした。

これらだけでなく、2000年代に入ると、様々な精神疾患に対しての認識が変化していきました。
これは、1990年代に入ってから、精神疾患自体がかなり社会問題に発展した事が原因です。
この流れから、統合失調症に関しても、かなり認識が変化してきました。