単純型

統合失調症は、5つの分類がなされていますが、場合によっては4つとみなされている事もあります。
実際には4つである事が多いようですね。
では、5つの中の何が数えられないケースが多いのかというと、「単純型」と呼ばれるタイプの統合失調症です。

単純型は、破瓜型に吸収合併して認識されている事が多いタイプです。
つまり、単純型は破瓜型の一種という感じです。
破瓜型の進行速度が緩やかな状態を、単純型と呼ぶようです。

進行速度が遅いというのは、一見早いよりはいいと思われがちですが、実はこと統合失調症に関しては厄介な事が多いのです。
精神疾患全体にいえることですが、緩やかな変化の場合、多くの人がそれを病気だと認識できないからです。

例えば、急に性格が変わって、急におかしな言動が増え、急に行動が突飛になり、急に情緒不安定になった、という場合、精神面での問題点を考えますよね。
その程度があまりに酷い場合は精神疾患を思い浮かべる人も出てくるでしょう。
しかし、緩やかな変化の場合、それはパーソナリティの問題であるとみなされる事がほとんどです。
徐々に能動的な行動が減り、無気力、無関心といった状態が続き、やがて部屋に引きこもるという緩やかなプロセスを経ていると、それはただ個人の性格上そうなったという認識をされる事が多いようです。

単純型は、年配者に多く見られるようです。
最初はうつ病を疑って病院を訪れる方も多いようですが、実際には統合失調症とうつ病は異なります。
統合失調症の場合は、言動や行動に少なからず異常が出てくるからです。
よって、それが原因で職を失ってしまう方も多いようです。