統合失調症の分類

統合失調症は、非常に複雑な病気です。

精神疾患自体がそういう傾向の強い病気で、ひとつの病名で括ってはいても、原因、症状、治療方法は全く異なるというケースは珍しくありません。

実際、優秀な精神科医の方はひとつの病気で括る事はせず、その患者独特の治療法を模索するために、様々な質問をぶつけると言います。

人の数だけケースがあるというのが精神疾患の特徴と言えるでしょう。

ただ、それはあくまで治療を視野に入れての事で、解説として語る上では少なからずカテゴライズが必要です。

ここでは、統合失調症の分類について、すこし触れていきます。

統合失調症は、主に5つのパターンがあると言われています。

妄想型、破瓜型、緊張型、残遺型、単純型の5種類です。

統合失調症を患った場合、まずどの種類に分類されるのかを正確に見極めたうえで、治療にあたるという事になります。

この段階で、既に全く違う病気と言っても過言ではありません。

つまり、分類の違う妄想型と緊張型では原因も治療方法も異なるという事です。

精神疾患の厄介な面ですね。

統合失調症は、数多くの病気の集合体と考えていいかもしれません。

ひとつに括られているものの、原因がはっきりしない以上は、別の病気であると考えても良いでしょう。
ある意味、統合失調症という名称は付いていても、精神疾患という大きな括りとそれほど変わらないと言えるかもしれません
だからこそ「統合」という言葉が用いられているのです。